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イベント

サクラメント訪問

去る6月8日・9日の両日、JCCNCとJBAの代表がサクラメントを訪問した。 JCCNCは会頭の清野氏を団長に、第二副会頭・榎本氏、監査役・松浦氏、Government Relation Committeeの委員長・寺岡氏、事務局長・杉浦にJETRO 所長・原岡氏が加わった6人。ロスアンジェルスのJBA(Japanese Business Association)からは、会頭の池井氏を団長に、堀木氏、岩永氏、そして事務局長の瀬戸氏の4人。サクラメントの顧問・Keene氏が加わり、総勢11名が参加した。

初日の8日は、上院議員のLiz Figueroaさんより、カリフォルニア州の港湾(特にロスアンジェルス)における環境問題に関する講義を受けたあと、同じ上院議員でもあり、日本との関係を重視しているDebra Bowen議員を訪問、それか下院のLeland Yee議員、上院のGil Cedillo議員を表敬訪問した。Cedillo議員は、不法移民にも運転免許証をと言って、SB 60という法案を提出しており、JCCNCおよびJBAの協力を要請してきた。(この件はいろいろ複雑な要素もあり、JCCNC,JBAともはっきりとした態度は示さなかった。)その後訪問団は、Secretary of StateのBruce McPherson及び、Minority LeaderのDick Ackermanを訪問。さらに知事室でDeputy Legislative SecretaryのDennis Albianiさんと懇談した。Dennisさんには、他州に比べて、カリフォルニア州知事および他のOfficialが日本企業との関係が薄いことを抗議し、日本がカリフォルニア経済に与えている効果をJETRがまとめてくれた資料で説明、また、昨年まとめた日系企業調査から、日本企業がカリフォルニア経済に関して抱いてる不安など調査表から抽出して説明した。

夕方からは、知事室のスペースを借りて、静岡県とNRE O−Bentoの協力による、お茶とお弁当のレセプションを開催、多くの議員およびスタッフが訪れた。会場では、日本とカリフォルニアの経済関係の指標がまとめられた冊子をおき、サクラメントの議員さん達に、日本の経済パートナーとしての重要性を訴えた。

また夜は、Asian Pacific Island Joint Legislative Caucusの議員さんたちとの夕食会を催した。参加された議員はJudy Chu, Carol Liu, Alan Naklanishi, Alberto Torricoそして農務長官のGen Kawamura氏も参加された。

翌日は、California Chamber of Commerceの会頭、Allan Zaremberg氏をはじめとして、副会頭のDominic Dimare氏、同じく副会頭でInternational Affairs担当のSusanne Stirlingさんと会談、今後の協力を約束した。

そのあと上院の議員会場見学したあと、懸案の運転免許証を司る、Business, Transportation and Housing Agencyを訪問、Deputy Secretary for LegislationのCurt Augustine氏とDMVのAssistant Director of LegislationのWilliam Cather氏と会談した。

会談の詳しい内容は別途報告するが、両氏とも、10数年にわたる日本企業と運転免許証問題に関しては十分知識を持っており、なにが問題かを十分認識していた。ただ、連邦を通貨したばかりの法案であり、これからその施行にむけて詳しい内容が検討されるわけで、今の段階での特別な対応は出来ない旨が表明された。会談で明らかになったのは、カリフォルニア州は他州に先駆けて、社会保険庁および移民局とのElectronic Verification Systemが導入されており、この運用で日本人への運転免許証発行に関する遅れが大変少なくなっていると説明があった。 今後、連邦では法案施行に際し、各州からの代表を集めての意見交換などがある筈なので、カリフォルニア州としては、いままでの経験をもとに日本駐在員の不利益にならないように発言していきたいと約束してくれた。また、Cedillo議員のSB 60に関しては、もし不法移民に運転免許証を発行するとなるとDMVの作業量が今の三倍になるので、不可能ではないかとの意見も出されていた。


カリフォルニア州では、上院、下院とも議員でいられる年数が限られており(Term Limit−、合計で14年)、日本との関係に詳しい議員が少なくなっている。こうした現状を考えると、日本とカリフォルニアの関係、また日本企業のカリフォルニアでの貢献をいろいろな議員にしっかりと説明する必要があり、そうした目的は十分果たされたといえる訪問だった。

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