top of page

JCCNC NEWS

2025 July/August Edition

PR Committee

Sep / Oct

広報委員会

ロックファンなら一度は行ってみたいレストラン&バーTommy’s Joynt

Mitsui Fudosan America, Inc.

広報委員

山田 麻里子



歴史を感じる外観


広報委員水戸さんによる前号のハードロック愛に溢れる記事の後ではなんとも気が引けますが、今回は少し趣向を変えて、サンフランシスコのジャパンタウンからもほど近い場所に位置する1947年創業の老舗レストラン/バーのTommy’s Joyntをご紹介したいと思います。

Van Ness Avenue、Geary Boulevardを通った事のある方なら必ず一度は目にしているはずのド派手な外観の建物は、アンティークやビンテージの看板が所狭しと飾られているホフブラウスタイル(セルフサービス式のカフェテリア・スタイル)のお店で、地元ではロック、ヘビーメタル史における”聖地”としても知られています(後述)。看板メニューは目の前で切り分けてくれるターキー、ローストビーフ、ブリスケット、ハム等。これらとサイドを組み合わせても、この物価高の折$20しないという驚きのコストパフォーマンスです。フルバーにはローカルは勿論世界各国のビールも各種用意されており、ビール好きの方ならきっとたまらないはず。

 更にサンクスギビングの名所としても知られていて、感謝祭当日も営業している事から、毎年多くの客がターキーディナーを求めてやってきます。今年も既にメニューが発表されているので、料理が面倒くさいとか少しでも感謝祭のスピリットを味わいたいという方には是非お勧めです。


これぞアメリカ!といったディッシュが揃う豊富なメニュー


ブリスケットディナー(豆は別)。一応これで並


さてこちらのお店、私も過去”ン十年”、その店名からして一体なんだろうな?と思いつつ幾度となくただ前を通り過ぎていただけで、実際に入ってみたのはそれほど昔ではありません。そして後になって分かった事ですが、実はベイエリアの音楽シーンとも非常に関わりが深く、それを知っておぉ!と思ったクチです。最も有名なのは、今更説明不要なベイエリアが誇るメガバンド、メタリカとの繋がりでしょうか。元々地元でラジオホストや音楽をやっていたトミー・ハリスが「深夜にミュージシャンが集まってビールと食事ができる場所を」という意図で創業しましたが、まだ大スターになる前、若き日のメタリカはここの常連でした。1986年9月に不慮の事故で亡くなったオリジナルメンバー、ベースのクリフ・バートンの後任として同年10月にメタリカに加入したジェイソン・ニューステッド(2001年に脱退)は、40数名が参加したオーディション(なんとここにはプライマスのレス・クレイプールも含まれていた)を経てバンドメンバーにこの店に連れて来られ、ここで正式なオファーを受けました(店内のトイレで決めたそう!)。現在もバーカウンターの奥に彼らの直筆サイン入りプレスフォトが飾られています。


ちょっとカオスな味のあるバー


サイケデリックロック華やかなりし1960年代には、The Fillmore等周辺にあるライブハウスでのパフォーマンスを終えたミュージシャンやスタッフ、ファンたちがサンドイッチやビールを求めてなだれ込むのが定番だったというTommy’s Joynt。来年創業80周年を迎えますが、今も語っても語りきれないサンフランシスコの熱いロックの歴史が息づいています。


こんな時代もありました


Tommy's Joynt

1101 Geary Boulevard, San Francisco

*お店のウェブサイト内にはMTV Week in Rock(懐かしい笑)メタリカ回のYouTubeリンクも貼られていますので是非ご覧ください!

©2020 by Japanese Chamber of Commerce of Northern California. 

bottom of page