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第四回 カリフォルニアロールの由来

アメリカで寿司のある日本食レストランのメニューにほぼ必ず載っているカリフォルニアロールですが、主にカリフォルニア州のロスアンゼルス発祥説とカナダのバンクーバー発祥説が有名です。今回はロスアンゼルス発祥説を紹介します。

 戦後から1960年代にかけて、西海岸を中心にアメリカで日本食レストランが増えてきました。そのほとんどは日系人のためのものでしたが、すき焼き、照り焼き、天ぷらなどは西洋人にも人気となりました。しかし寿司は、魚を生でしかも米と一緒に食べる事や、海苔が黒くて気味が悪いなど思われて、西洋人にはなかなか受け入れられませんでした。

 1960年代にリトルトーキョーの「東京会館」という寿司レストランがありました。そこで寿司を握っていた日本から渡米した真下一郎さんという板前が、マグロが手に入らない時期があることに気が付きました。マグロがないとトロを使った太巻き寿司ができないので、代わりにカリフォルニア産のアボカドとカニカマを巻いてみました。そして出来上がったのがカリフォルニアロールだったという説があります。また、真下さんがアメリカ人に好まれる寿司はないかと考案して、アメリカ人が受け入れやすいカニとアボカド、マヨネーズを使い、カーボン紙のようだと言われていた海苔が見えないように裏巻きにしてみたという説もあります。

 いずれにしてもカリフォルニアロールは、今は日本に逆輸入もされて、日本でも普及してきています。

©2020 by Japanese Chamber of Commerce of Northern California. 

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