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広報委員会

サンフランシスコ・Colma日本人共同墓地 清掃ボランティアおよび慰霊祭参加報告

 

Japan Airlines

広報委員

本田 親大

2025年5月17日(土)、今年もサンフランシスコ南部Colmaにある日本人共同墓地の清掃ボランティアが行われ、JCCNCのメンバー企業・団体から多くの参加があった。

この墓地には、明治以降にアメリカへ渡り、当地で日系人社会の礎を築いた先人たちが静かに眠っている。中でも、1860年に勝海舟らとともに咸臨丸でサンフランシスコへ渡航した日本人水夫の墓は、日米の長きにわたる交流の始まりを象徴する存在といえる。

今年は特に、大阪・関西万博が開催される節目の年でもあり、咸臨丸寄港100周年を記念して大阪市からサンフランシスコ市に贈られた記念碑にも改めて注目が集まった。墓地での清掃活動を通じて、両市の姉妹都市としての絆や、日系コミュニティの歴史に思いを馳せる貴重な機会となった。

清掃活動は、ただ墓地をきれいにするだけでなく、過去を敬い、今を生きる私たちが未来へと想いを繋ぐ行動でもある。初めて参加された方々からも「心が洗われるような時間だった」「来年もまたぜひ参加したい」との声があがった。

この活動は、JCCNCの“地域コミュニティへの感謝と貢献”を体現する場となっている。まだ参加されたことのない方も、ぜひ来年はご一緒に、Colmaの地で先人に敬意を表しながら、清掃ボランティアに参加いただければありがたい。



2025年5月26日(月)サンフランシスコ・Colma日本人共同墓地慰霊祭に参加したので報告する。


はじめに

Colma日本人共同墓地は、1901年(明治34年)に設立された。 慰霊祭は、亡くなられた先人たちの霊を慰め、彼らの歴史と貢献を後世に伝えるために毎年開催されている。この祭りは、地域の日本人コミュニティにとって大切な行事であり、日々の生活の中で忘れられてしまうことの多い過去の出来事を思い返す機会である。

今年の慰霊祭は、墓地の持つ歴史的意義を感じることができる静かな環境で行われた。参加者は先人たちの霊を慰めるために祈りを捧げ、特定の宗教に偏らず、一方で伝統的な日本の儀式を通じて敬意を表した。

主なプログラム

1. 開会の挨拶    - 在サンフランシスコ総領事館大隅洋総領事の挨拶に始まり、慰霊祭の目的と意義が説明された。 2. お供えと祈り    - 主催者、参加者が用意した供花を捧げ、先人たちの霊を慰める祈り、お焼香を捧げた。 3. 歴史の講話    - 墓地の歴史と日本人コミュニティの過去を振り返る講話が行われた。

4. 閉会の挨拶    - 主催者より感謝の意を込めて閉会の挨拶があり、参加者全員で記念撮影を行った。


来年度慰霊祭への参加呼びかけ

毎年Memorial Dayの時期、Colma日本人共同墓地にて、この慰霊祭が予定されている。先人たちの霊を慰め、彼らの歴史を後世に伝えるこの大切な行事に、多くの方々の参加をお願いしたい。

Memorial Day

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墓地清掃

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