JCCNC NEWS

二十年超にわたる継続的な活動として、JCCNCとJBA（南カリフォルニア日系企業協会）合同で、7月9日から10日にかけてカリフォルニア州政府（サクラメント）を訪問した。通算24回目となる本年は、南北カリフォルニアの日系企業をメンバーとする商工会議所を代表して、カリフォルニア州政財界のリーダーたちとの交流を深め、州政府他関係機関との関係構築・維持強化を図った。本年は、上院・下院議員6名（Mike McGuire氏、Josh Backer氏、Brian Jones氏、Al Muratsuchi氏、Catherine Stefani氏、Jessica M. Caloza氏）、Go-Biz（州知事直轄の投資貿易促進組織）、およびCalChamber（カリフォルニア州商工会議所）関係各位との面談を行い、サクラメントの有力関係者との意見交換を通して相互理解を深めることができた。議論のテーマは、日本からカリフォルニア州への直接投資、日米間のビジネス協力、貿易関係、気候変動、クリーンエネルギー、イノベーション等、多岐にわたる議論・意見交換を行い、様々なビジネス課題に対するビジョンの共有を図った。長年の課題となるカリフォルニア州における運転免許証の相互免除協定の重要性・必要性を強く訴える建設的な話し合いと共に、今後とも日米間の互恵的で強固なパートナーシップの深化と強化に焦点を当てる関係構築に努めた。

また、昨年に続き上院・下院州議会をそれぞれ訪問。両院共に会期中の時間を割いて、Lena Gonzalez上院議員、Jessica M. Caloza下院議員より各々、日本は長年に渡る投資、雇用、イノベーション等、カリフォルニア州各地域に根差して継続的に貢献してきており、戦略的パートナーとして大変重要な存在であることを、議員全員が参加する議会場において紹介され、出席議員との交流を深めることができた。加えて、初日の夕刻に開催された、在サンフランシスコ大隅総領事、在ロサンゼルス曽根総領事、および昨年発足したカリフォルニア・日本議員フォーラム（California-Japan Legislative Forum）主催のCalifornia-Japan Business Collaborationに、カリフォルニア州全域から集まる著名な日系企業と共に参加。大手日系企業5社による事業内容のプレゼンテーションを通して、州内の日系企業とカリフォルニア経済への貢献について議員の理解を深める機会となり、今後の更なる関係強化への後押しとなった。JCCNCから、五味会頭、洞事務局長、GRC加藤委員長、工田副委員長、Steve Teraoka委員、杉原委員の6名（JBAから5名の計11名）が参加した。引き続き、会員の皆さまの活動のより一層の発展を祈念して、ご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

CalChamberによるJCCNC・JBA訪問記事

https://calchamberalert.com/2025/07/11/calchamber-japan-business-leaders-mark-longtime-alliance-on-trade-matters/

上院でのDelegation紹介のVideo

https://calmatters.digitaldemocracy.org/hearings/269420

下院でのDelegation紹介のVideo

https://www.linkedin.com/posts/activity-7350539664392409088-JEhH/?utm_source=share&utm_medium=member_desktop&rcm=ACoAAAwcfe0B_sJv5TYCaiJWH8EHfC1cznQV6v8